さて、前置きが長くなったがここからアーバンの魅力を紹介していく。
いきなりこのページに来た人も別に紹介①を読む必要はないので安心して欲しい。
左が購入後1週間のアーバン、右が約4年間使い倒したアーバンである。
では、実際に私物を使って良し悪しを紹介していこう。
【◎3ZIPシステム】
第一がこれ。これが欲しく買ったようなもん。
このカブトムシの背のようなZIPラインが素晴らしく使いやすい。
この仕組が真価を発揮するのは荷物を詰める時。ビッビッビと3つともZIPを開くと荷室がビローンと全開になる。
通常のリュックが筒に順番に荷物を詰めていくイメージとすると、アーバンの場合、風呂敷で荷物を包む感覚に近い。当然、無駄なく隙間なく詰めることができる。荷物を取り出すときも、どの辺に何があるかが把握でき取り出しやすい。
【◎防水性】
公式サイトでは完全防水ではないなり~、と謙遜というか保険をかけた文章が見られるが、防水性はかなり高い。どのZIPもちゃんと閉まっていれば中身はほぼ濡れていない見て良い。
たぶん表面の撥水加工と、内側のPUコーティングによるものだが、4年も使ってりゃあ防水性が落ちるので、最近はたまに外側に防水スプレーをしていた。
外側のZIPがすべてYKK製の止水ジップというの点も高評価。
後述するがあっけなく壊れたが…。
【○背負心地】
良い。重さをあまり感じないようなフィッティングが可能。
【△耐久性】
アーバンのレビュー記事を見ると浮かれたレビュアーの、一生モンを手に入れたぜ(笑)、みたいな評価が見られるが、全然一生は使えない。半生も持たない。
約4年毎日使うとZIPが壊れる。これはちょっと意外だった。
購入したときは長く使いたいと思いつつ、時間が経てば内側の防水コーティングが加水分解でフケのようにペロペロ剥がれてくるだろうな、とも思っていた。
それが、先に天下のYKKのZIPが壊れるなんて…。
いやしかし、原因はわからんでもない。ここは天蓋についている小物入れで、開け締め頻度が一番高い。そのため画像のように止水テープが擦り切れてくる。そうすると持ち手部分とZIP部分のクリアランスが広がり、ポロッと外れてしまうわけだ。
外れたときもいつもどおりに引っ張ったら、スコッと外れたのだ。
ちなみに内側のコーティングはピンピンしている。こいつはすごい。
あと、初代は背面に入ってるプレートが下に置くと床と触れてしまう仕様のため、そこから穴が空いてしまう。こんなものかCordura500よ!
でも、二代目はそこが(底が(笑))改良されており、穴が空き難い感じはする。
あと、ミステリーは強度UPのために底布が2枚はられているものが多いらしいが、アーバンも新旧とも2枚底だ。
底をつまんでウリウリすると、2重になっていることがわかる。
でもそこより(底より(笑))強化すべきとこあんぞ!!と声を大にして言いたい。
またまた長くなってきたので、お待ちかねの新旧比較は次の記事で。(都合により中止となりました)
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